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[コメント] 蒲田行進曲(1982/日)

最後の最後にはっきりとわかる、この映画はスタジオシステムと、そこで血と汗と涙を流したスタッフ、そしてなによりも大部屋俳優たちへの愛に満ちたラブレターであると。(03.03.18@新世界東映)
movableinferno

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







そんな映画が「大画面で見るテレビドラマ」のような質感なのはなぜだろう…演出か?中村雅俊か?主演の三人がどうにも「安い」せいか?そのことだけがどうしても気になった。

とは言え、銀ちゃんもヤスも小夏も愛さずにはいられない。

特にもう、たまらないのが、階段落ちの前日のシーン。やっとひとりの男とひとりの女に、夫婦になる、ヤスと小夏。やっと本気で愛し合えたのに、そのことがお互いにはっきりとわかったのに、噛み合わない心の歯車。切ない…。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)ナム太郎[*] 水那岐[*]

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