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[コメント] ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001/米)

感傷的なラブストーリー仕立てのビデオクリップ
ぱーこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







David BowieのZiggy Stardustから30年たったという。ミッチェルの歌声を聞いていて、色々思い出す。ルーリードにイギーポップ、モット・ザ・フープルのイアンハンターにシルバーヘッド、財閥の娘小野洋子が開いた展覧会にジョンレノンがやって来て、恋に落ちたという話。小野洋子の出し物は日常雑貨を1/2に切った物だったという。1/2のコーヒーカップとか。曲調が懐かしいんだわ。あの声もいいなあ。上唇がまくれるところなんて、なんともいいわ。

東ベルリン生まれも熊のグミも聖書物語もショ-アップの小道具に思えてくる。なかなかしゃれた使い方だけど。若けりゃ、頭クラクラ来たかもね。私にはアングリーも1インチほどで、一番残ったのは感傷的な歌いっぷりだけだった。あらかじめ決められた打ち込みのコード進行を見せられた思いもある。ま、たまにセンチメンタルになるのも悪くない。ヘドウィグなかなか魅力的だったし。どっかで出物のCDでもあれば捜してみようっと。

(評価:★4)

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