[コメント] スパイダーマン(2002/米)
こんなにも大きな力を持ったヒーローが現実の世界にいなくて本当に良かった。善良であればあるほどその苦悩も大きくなるだろう。大きすぎる力は「祝福」であると同時に「呪い」でもある。(02.08.02@三番街シネマ)
ラストシーンのあとまず最初に思ったのはそんなことだった。
しかし特別な力を手に入れることはとてつもなくエキサイティングなことでもある。サエないボンクラ青年にとってはなおのことそうだろう。その喜びを思いきり享受する姿と、「ヒーローゆえの苦悩」の両方ちゃんとあるところが好い。サム・ライミ、原作ファンの面目躍如だ。
それに「アメリカ学園もの」のテイストと「ナードの逆襲」的要素も絡んで、前半けっこう笑えるシーンなどもあり、思った以上に楽しめた。今から既に続編が楽しみ。
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