って、誰かがあっちにコメントしたら意味無しなコメントはともかく、なんで一茂だったのか？そしてなぜ駒田なのか？バースなのか？　うーん、謎が多い映画だ。橋爪さんのイメージは間違いなく野村だっつーのは判るが。だったら強烈な奥さんも出そうよ。

覆面物としての醍醐味は、その表舞台に顔を出せないうらぶれた悲壮感なんじゃないのか？なんとも、能天気な…「だってバレたら首だもん！」だから覆面て、うーん、自分のアピールしだいじゃん。企業としては、プロ野球選手兼ビジネスマン。これは「売り」になるぞ。直属の上司だって阪神の熱狂的ファンだし。会長が熱狂的なアンチタイガースでもなければOKするね。プレー以上に話題になるなら、球団も会社も全面協力さ。あ！判った！この映画の覆面が破綻してるのって、球団側が覆面にして貰わないといけない理由が無いからなんだな。普通、選手側が「オレは覆面なんかでやりたくない！」って言うのに経営側が「覆面がイヤならアマゾンに帰れ！」とか言う、だから悲壮感があるのか（アマゾンはスルーで）。じゃ、球団側が覆面を強要させるような事柄ってのを考えるべきか。つまり、一茂の仕事が倫理上やばくって、且、辞められないもの。んー、オカマバーのホスト？ＡＶ男優？＜辞めれるなー。って、まあ、いいや（面倒になったようです）。覆面するのに理由は要らないと譲歩したとして、唐突に登場するバースには驚いた。「おい！そっちの方が話題になるっつーの」というか、まあ、笑うというより「なんじゃ、そら」と呆れて笑うぐらい。でも、バースが出てくるぐらい破綻させるんなら、もっともっと暴走してもよかったのに。

最大のライバルが駒田ってのも弱かったなー。中ボスぐらいじゃない？ピンチで駒田を倒して、うおおーとなった所で、最後の最後、「代打！ミスタージャイアンツ！」うおおおおお！ベタだが、その方が客は喜ぶべ。もしかして、ミスターを出すほどの予算が取れなかったか？その割に無駄な配役に金をかけてたけど。さとう珠緒はナンだったんだ！竹中直人も！

そしてついでにエンドロールぐらいで日本シリーズ。最後の一人で「代打！世界の王！」とか。うーん…、オチが弱くなってどうする。第一、ダイエーが当然のように来るってのは厳しい話だ。そうだ！どうせだからダイエーでもバース級の復活劇を見せてもらおう。

王天上だな　　＜　オチがホークスマニアしか知らないってのは更に弱い