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[コメント] パニック・ルーム(2002/米)

もう昔の事のように思える、アノ中山美穂主演のドラマ『ホーム&アウェイ』と類似するイライラさ。鑑賞中、簡単に助かる方法がポンポンと頭に湧き出てきてしまい、せっかち体質な私には全く合わなかった。ぶっちゃけ『ホームアローン』に陰毛が生えた程度と断罪してしまう。
ジャイアント白田

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







死ぬか生きるかってときに必死で脱出策をひねり出すのが人間の本能じゃないのか?なのに、ベタベタな演出(例:とれそうでとれない、手が届きそうで届かない…が、届くってやつ)でやっとのことで手に入れた携帯電話を全然つかわねーの。使うタイミング腐るほどあるのに。そこを肯定的に見ると、時間や人に束縛されたくないくせに携帯電話を持つことで安心する現代人、「携帯なしでは生きていけない!」といった現代人の歪んだ死生観、携帯電話を装飾品にしてしまっている狂った価値観を皮肉ったのかもしれないが、思わず部屋で見ててパニックになったわ。ほんの一瞬俺の部屋がしょぼいパニックルーム化。「おまえらマゾか?助かりたくないんか?」と。それと、濡れ場が無いのも致命的って言えば致命的要素をはらんでいる。あのジョディフォスターの衣装が活きてないのはあまりにもお粗末。それをどう解釈するかが問題なのだが…ん?ひょっとしてフィンチャーのエロさを再確認させたかっただけなのか?ひょっとしてフィンチャーの言霊「俺のナニは元気だぞ!」が込められただけの映画だった?そして悪評に追われてフィンチャーの脳はパニックルーム化。

で、エンディングに『ドレミの歌』

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「ド」は「怒り」の「怒」

「レ」は「アレ?この女(メグアルトマン:フォスター)馬鹿ですか?」の「レ」

「ミ」は「登場人物&撮影した奴らみんな馬鹿」の「ミ」

「ファ」は「ファイトクラブの反動でつまらん作品撮りました。ま、正直なところジョディフォスターの胸再開発を以前からしたかったのよ。どう?ヌケた?byフィンチャー」の「ファ」

「ソ」は「素朴な質問:どうして3人が下に降りたときにパッとパニックルームの外に出て電話掛けないの?」の「ソ」

「ラ」は「爛熟したジョディフォスターの胸の谷間が全ての救い…これが全て。」の「ラ」

「シ」は「うわっ!塩入れすぎのしょっぱい終わり方…おい、これ失敗だろ?」の「シ」

さぁ怒りましょ〜♪

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2003/4/17

(評価:★2)

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