[コメント] バーバー(2001/米)
チーズたらのような味わい。(05・12・17)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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この映画は劇場で一度観ました。今回DVDで二回目の鑑賞です。カラーとモノクロがあるんですね。モノクロでもう一度見てみました。チーズたらみたいな、そんなに美味しいわけでもないけどツイ手が伸びてしまうような味わいがありますね。★5にしなかったのはUFOの部分があきらかに削れるエピソードだったからです。アン(キャサリン・ボロウィッツ)がエドのところに訪ねてきて、空飛ぶ円盤の話をする場面とかロズウェル事件の記事の載っている「ライフ誌」を読んでいるシーンはバッサリ削れる。本筋と関係ないでしょう。年代を特定させたかったのかも知れませんけど。(ロズウェル事件は1947年7月2日)
妻の不倫相手に脅迫状を送るという思いつきが、エド(ビリー・ボブ・ソーントン)を電気椅子へ送ってしまうというのは皮肉で面白いストーリー展開だと思いました。エドが系図を集めるのが趣味だという男を訪ねる場面の台詞が良かった。「変わっているが趣味とはそういうものだろう」とかいうセリフ。エンドクレジットで流れるベートーベンのピアノ・ソナタ「悲愴」も良かったけど「熱情」の第二楽章が奇妙な味わいがあって面白い効果を出していたように思えました。
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