[コメント] サウンド・オブ・サイレンス(2001/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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「その程度」って書いてるけど、この手のサスペンスじゃ、結構ネタ切れてて、どんでん返しをするか、こういう感じのストーリーしかない気がする・・・。
と、いうわけで、やっぱり火曜サスペンス。
しかし、なぜ3点なのか?火曜サスペンスくらいの映画だったら2点か1点だろ?いやいや、そこで演出でカバーできてりゃ緊張感が増すんですよ。
まず、冒頭の銀行強盗。しょっぱなから「えっ?フィルムちゃうんと違う?」とか突っ込みいれそうだった程、かっこいい。車の中では画面が青。銀行に入ると、ドアが開いた瞬間画面が黄色くなって、ショットガンを振り回す強盗。一瞬写るタバコの火。「90秒!」「1分!」このカウントダウンであいては強盗なのに「早く!早く!」と思わず応援してまった。そして宝石を奪うと、すぐさま車で逃亡。誰も殺さずに・・・。
しかもこのシーンでバックに流れてる音楽が、みょーにかっこいい。映像と音楽絶妙なスタイリッシュ感を生み出している・・・・と思えばその後のストーリーは(−−;
しかし、その後の火曜サスペンスストーリーも音楽や、女性警官の捜査、妻の動き、などが絶妙に絡み合って、心地よい緊張感をかもし出す。
そして妻が娘が上の階の部屋にいることをしって、上に上がって監視カメラの映像に、男の姿が・・「いない!」後ろぉぉぉぉぉぉ!!!!!!
うひゃー、ありふれてるのに、なんでこんな緊張するのだ!?よくわからんが凄いぞ!
が、しかしどことなく、なんとなくストーリーは微妙に読めそう。(結果的に読めなかったけど(^^;)
だが、きちんと演出で盛り上げる。なんなんだこの映画!この監督はもっといい脚本の映画を監督したら絶対良い映画撮れるぞ!!
しかし、精神病患者の女の子。妙に色っぽいし、なんか精神病って設定があんま生きてない。
おまけにラストでマイケル・ダグラスが銃を向けるシーン。「さぁ!撃て!そこでハードボイルドにきめちまえ!」
勝手に思ってたのに、撃たない。おまけに結局生き埋めにしてしまう・・・。撃ち殺すより惨酷だろ・・・。
つーわけで、かなり不思議な映画でした。
映像・・・(冒頭だけ)4☆☆☆☆ あとは3☆☆☆ 音楽・・・4☆☆☆☆
総合・・・3☆☆☆
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