[コメント] I am Sam アイ・アム・サム(2001/米)
はしたない話になってるんじゃないかと思ったが予想したより良かった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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話がはしたなくなっていない、というわけではないんだけど、ダコタ・ファニングがどこからどう見ても普通の子供には見えないので、 こういう子供ならこの物分りの良さはありうるかも知れないと思わせるだけの説得力はあった。しかし、7歳にして悟りを開いたかのような顔付きには、少し気味が悪い感じがしたのも事実で、この非凡さが映画に貢献してるか、または映画が活かしきれてるかは疑問。
ショーン・ペンは普通。ミシェル・ファイファーはあんまり弁護士に見えなかった。気になったのはカメラワークで、細かく動いたりせわしなく割ったりで落ち着かない、特に一回目の面会をすっぽかしたサムが引きこもってるとこへ弁護士役のミシェル・ファイファーが押しかけていったあたりのシーンは割りすぎて変になってた。
自分がこの映画がちょっと面白くなった、と感じたのは里親役の登場からで、彼女は背景は不明ながら子供の持てない女性の悲しみを感じさせて良かった。ラストの法廷シーンを省いたのもクレバーで、後半は監督が変わったかのような良さがある。
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