■タイトル　『サハラの盗賊』（原題『Sand Pirates Of The Sahara』）。1951年にH.H.S.スタジオにて作られたアメリカ映画。

■スタッフ　製作・チャールズ・ラッセル／監督・フェレンツ・アルパド／脚本・ピーター・アプルトン

■キャスト　勇猛な探検家ローランド・ブレット・アームストロング／ワルなイケメン王子・ラモン・ジェイモン／老教授の娘エミリー・サンドラ・シンクレア

　　　　　　　老教授メレディス・マイケル・スローン／不明・ナイジェル・クライヴ

■あらすじ　主人公ローランドは勇猛な探検家。彼は老教授メレディスとその娘エミリーとともにタカの頭をした天空の神の彫像「聖なるホルス」を探しにサハラへと向かうが、

　　　　　　　そこで出会ったイケメン王子にだまされ殺されてしまう。実は王子こそが盗賊だったのだ。そんな中、命からがら逃げたメレディスとエミリーは、ついに「神の部屋」へたどりつき彫像を発見する。

　　　　　　　が、喜びも束の間、そのあとからは王子が。メレディスは倒され、ひとり取り残されたエミリーは絶対絶命のピンチ。しかしそんなとき、殺されたはずのローランドが現れた。

　　　　　　　「この刃を食らえ、悪党め！」。ついに２人に決着のときはやってきた…。

■コメント　いかにもＢ級な演出がマニア心をくすぐる佳作。主役のアームストロングの体が重く、アクションを演じるにはカメオ出演並みにキレがないのもご愛嬌。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（評価★４）

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劇中劇『サハラの盗賊』が案外面白かったので、本編中に示されるポスター、クレジット、及びＤＶＤに収録されている完全版（４分４８秒バージョン）を参考に記述。

スタッフ、キャストともにもちろん偽名だが、実は老教授メレディスを演じたマイケル・スローンは本作の製作者兼脚本家で、この人に限っては本名であり本人である。

ちみなに探検家ローランド役はブルース・キャンベル、イケメン王子役はクリフ・カーティス、老教授の娘エミリー役兼サンドラ役は アマンダ・デットマーがそれぞれ演じている。