まあ少女アニメを30男が見て論評するのも何かもしれないんでストーリーがご都合主義だとかそういう話はおいておいて。 ラクロスで猫を助けるシーンからして「あ、多分こういうふうに動いてこうなるんだろうな」という事前の期待をつまらないほうに裏切ってくれるし、猫が行列作って恩返しに来るシーンにしても主人公が連れ去られるシーンにしても最後の攻防にしてもなんとなく漫然とカメラで撮影しているだけ、のようにしか見えなかった。 予算がないから？スタッフに恵まれなかった？ま、いろいろあるんだろうけどねえ....塔を駆け上がっていくシーンで『クレヨンしんちゃん　嵐をよぶモーレツ！大人帝国の逆襲』のクライマックスを思い出したんですが....どこにどう差があるのかを指摘できるほどアニメの演出を知っているわけではないけれども改めて監督の力量によってどれだけ差が出るのか感じたものです。