[コメント] オースティン・パワーズ ゴールドメンバー(2002/米)
ビヨンセには、「バカ映画に出る覚悟」が決定的に欠けている。
最高の美人が、くだらないバカ映画で思いっきりくだらないことをやる。かつてエリザベス・ハーレイもヘザー・グラハムも、そうすることで逆に評価され、女を上げた。だがこのビヨンセとかいうお姉ちゃんは、『オースティン・パワーズ』最新作に出られて喜んでいる小娘にすぎない。カメオ出演陣は立派だった。特にブリトニー・スピアーズは見事だった。対して主役格たるビヨンセの底の浅さたるや! 3作目にして『オースティン・パワーズ』は、自ら設定した高いハードルにつまづいたのだ。確かに、こんな映画をワクワクして観るやつなんか例外なくバカだよ。しかし、バカ映画を本気で楽しみにしているバカをナメてはいけない。ビヨンセ1人が映画の体温を下げていることくらい、観ればわかる。
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