[コメント] トータル・フィアーズ(2002/米)
アメリカと核爆弾!これは映画館で観ようと心に決めた。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
つまりは、不謹慎ながらも「アメリカも一回、核攻撃を受けてみい!」というカタルシスを味わいたかったのだな。アメリカ国内で核爆弾が爆発!この予告だけで鑑賞決定!どうせまた、アメリカ万歳だろうなと思いながら……。
では、肝心の爆発シーンについて、爆発大好きな私の感想を語りましょう。「これなら『ガメラ2』や『インディペンデンス・デイ』の方がすごかったよ。」
何なんだろうな、この違いは。突然来る爆風には驚かされたし、きのこ雲も怖かった。なのにどうしてこういう感想になるんだろう。
一つは、前二者は、建物が崩壊する様子が数カットにわたって映されていたからかもしれない。「トータル・フィアーズ」の場合、建物が破壊された記憶がないんだな。主人公の恋人がいた病院くらいか。確かに、原爆が爆発した後は、荒野みたいになってたけど。
もう一つは、やっぱ「原爆の怖さはこんなもんやないでぇ」という気持ちかも知れない。『はだしのゲン』とか、記録写真によって刷り込まれた、あの恐怖と比べてしまうのだろう。「ガメラ2」とか「ID4」は原爆じゃないため、その比較を逃れたのだろう。
それから、最後を締めるのがアメリカじゃなく、ロシアの大統領の演説だってことが、素朴ながらも印象に残ったな。予想したほど、アメリカ万歳とは感じなかった。(アメリカの大統領も直前まで演説してたし、並んでうつっているけど)
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。