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[コメント] 海辺の家(2001/米)

そりゃ〜あそこに住んでたら、おいらだって毎朝そうするよ。男子の楽しみだ。朝っぱらから物凄い開放感!(観賞し考えた極私的な事です)→
pom curuze

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







自分も考えてみた、父親との事。彼ほど父を拒否していた事はないけど、彼ほど父と心を通わせているだろうか?残念だけど、最近は当たり障りの無い会話しかしていない。父も残念に思っているだろう。存命だから安心してしまっているように思う(ここが一応ネタバレかな)。父も父子としての会話を求めているだろうし、自分もそれを心の中では求めている。ただ、気恥ずかしさからかそうはならない。やはり彼らのような関係に憧れる。そんな方も多いのではないでしょうか?

家族、親子。かけがえの無い存在。これだけ心を許せる、無条件に愛してくれる人。そんな父との関係を物足りなく感じてしまうなんて、やっぱり寂しい。観賞中そんな事がよぎってしまい、彼らに嫉妬している自分に気付いた。無条件に愛する父、それを当然の事と勘違いする息子。勘違いだと気付き父に感謝する事を覚えて、初めて大人として父と向き合えるのではないだろうか。

互いを大人の男として接することの出来る父子。これほどの素晴らしき尊い関係、そうはない。恋人のように互いを選べる訳ではない。なのにこれほどに深い愛情を注げる父と子。そうなれたらどんなに嬉しいだろう。父に「一人の大人の男」として見てもらえるように、接してもらえるようになれたらどんなにいいだろう。自分は20代半ばになるが父は自分をどう見てるのだろう。無性に父に認められたいと思った。「お前も一人前だな」と言ってもらえたら・・・想像しただけで涙が出そうになる。父と息子。そうゆう関係なのだろう。

父と会話をしようと思う。さすがにハグはしないだろうが、せめて肩を組んでもらえるようにはなりたいから。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)makoto7774[*] ことは[*] Linus

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