[コメント] アバウト・ア・ボーイ(2002/英=米=仏)
ヒュー・グラントの色男役俳優としてのキャリアが、この映画をよりわかりやすくしてくれている。 あとはどれだけ共感できるか、キャラクターにでも、ストーリーにでも、それ以外でも・・・
(ごめんなさい、コメントはおいおい直していきます) この映画は留学先のイギリスではじめて映画館で見た映画ですが、日本に来てこの映画の宣伝をテレビを見たときはすごい違和感を覚えました。 だって、これはコメディーでしょ? なんで「あんな心温まる人情もの映画」みたいな宣伝せにゃならんのかと不思議に思ったものです。 あんなプロモーションでないと人を集められないのは非常に残念なことです。 ともあれこの映画、向こうでネイティブの観客と見ましたけど、笑う映画です。 冷めていてそれで毒が濃いウィルの心の独白、そして演技で笑い、最後のオチでみんな伏線を理解して手を叩く、それだけの映画なんです。 だけどそれがものすごく何かを満たしてくれる。 原作がラストに近づくにつれて青臭く、とっつきにくくなっていくのとは対照的に、映画はそれで原作のコメディー的なところをフル稼働させた、いい作品になっていると思います。 ともあれこの映画は原作も含め、イギリスにいた人にはとても親しめる内容です。 もう覚えていないけど、マーカスの父がいるケンブリッジにはロンドンからルート何番、忘れたけどとても大きな道路だったよなとか、イギリスの住まい、公園、道路、そうそう、あんな感じだったよなって。
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