[コメント] 戦場のピアニスト(2002/英=独=仏=ポーランド)
この映画は観るべき。仕事や恋愛で疲れてる人、ただ何となく生きてる人は特に…
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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すごく落ち込んでるときに観ました。泣ける感動作!…だと思ってたから、ちょうどいいかなと。でも泣けるような映画ではなく、終わったあとは気分スッキリ、何とも不思議な感じでした。
愛する人も、愛するピアノも奪われて、それでもただひたすら「生きること」を求める主人公。それにくらべて…いったい自分は何をやってるんだ?小さなことで悩んでる場合ではない。まだまだ頑張れる。明日からは「ちゃんと」生きていこう!そう思わせてくれる映画でした。すごかった。
前半の展開は渦に巻き込まれていくようにテンポ良く、後半はひたすら淡々と静かに展開していく。後半は本当に長く感じました。重苦しい雰囲気も手伝って、『ロード・オブ・ザ・リング』より長いのでは?と思ったぐらい。でもこれこそが戦争の時の流れなのかも。もちろん、経験したことはないけれど。 そして終盤、ドイツ人将校の前で奏でられるピアノは圧巻。張りつめていた緊張から解き放たれる感じで、映画を観てる自分も解放されたような気分でした。
シュピルマンがドイツ人将校を助け、戦後に涙の再会!!…ということもなく、ひたすらリアルで、文句なしに5点満点!!アカデミー賞授賞式でハル・ベリーに襲いかかったときにはマイナス1点!だったけど最後のコメントでまたプラス1点!!ホントに魅せてくれる映画だ…
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