コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] めぐりあう時間たち(2002/米)

誰しもが抱える身近な不安という部分で共感を呼べる要素があるのだろうが、登場人物や設定、ストーリーそのものはありきたりで何ら魅力は感じられない。
わっこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







相手を幸せにしようと思ってしたことが、相手にとっては苦痛と束縛でしかないということを異なる時間の三組のカップルの姿を通して描いたドラマ。

少々描き方が極端で、メインとなるヴァージニア・ウルフ、ローラ・ブラウン、リチャードには自殺や家出以外、自由に生きるための道はなかったような描かれ方。

男社会で同性愛を告白できるような時代でなかったことは同情できるが、客観的に見れば、主体性がない割にぶつぶつ文句ばかり言う身勝手な人間としか映らないのが残念。

誰しもが抱える身近な不安という部分で共感を呼べる要素があるのだろうが、登場人物や設定、ストーリーそのものはありきたりで何ら魅力は感じられない。

(評価:★2)

投票

このコメントを気に入った人達 (3 人)IN4MATION[*] ハム[*] ボイス母[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。