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[コメント] 南の島に雪が降る(1961/日)

閉塞の中、状況が許し体力にもの言わす余力を有する者なら脱走を試みたかもしれない。嬉々として集い階級を超えて芸を披露する兵士たちに、無心の喝采で応える兵士たち。これは軟派な粋人たちと、もはや戻る地を失くしたことを悟った男たちの心の『大脱走』だ。
(★4 ぽんしゅう)

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