[コメント] さすらいのカウボーイ(1971/米)
この作品はウォーレン・オーツが、裏のというか本当の主人公ではないかと思うのだが、どうだろう? 彼の演技の表情の陰影が実に見事、という事は別にして。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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イーストウッド似のピーターは若く軽く、伏線も有って展開も読めてしまう。
そして、エピローグはベストの1本と評価出来るほどだ。家のポーチで豆を選り分けていた奥さんが、遠くに帰って来た姿はピーターじゃないと分かって、家の中に入るシーンだ。
続くシーンで、ウォーレン・オーツは納屋に馬を入れる。
映画はこの後の物語を描いていない。が、思い出せば奥さんが「あんたでもいいんだよ」と冗談交じりに言うシーンがあった。あれは2人の行く末を暗示した伏線と見えないか?やはり、ウォーレン・オーツが隠れた主人公ではないかと思うのだが、どうだろう?
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