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[コメント] アバウト・シュミット(2002/米)

ずいぶんと手堅い演出ぶりなのだが、このアレクサンダー・ペインは生真面目過ぎて面白みに欠ける。それに、ニコルソンは矢張り上手いし、頑張っていることも分かるが、醜悪な絵ヅラばかりだ。
ゑぎ

 キャンピングカーでの旅行中に、優しい言葉をかけてくれた人妻へキスするシーン。キャシー・ベイツの家のウォーターベッドで戸惑うシーン。そしてベイツとの混浴。ベイツの造型も、娘役のホープ・デイヴィスや、ダーモット・マローニーも含めて、コメディを志向している部分とシリアスな部分とのバランスがイマイチなのだ。クライマックスは矢張り披露宴のシーンのジャック・ニコルソンのスピーチだろう。こゝは感動的ではあるが、その後の一人ぼっちの家に帰宅後のシーン(エンディング)の演出は、これもありきたりに思える。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)jollyjoker[*]

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