[コメント] 夜を賭けて(2002/日=韓国)
前半30分は、ホントに帰ろうかと思った。「ヘドが出る」ってこういう事かと思う。ふざけすぎ。山本太郎が中心に話がまわってからはグイグイ引っ張られただけに、残念。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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山本太郎・風吹ジュンらをはじめとする日本人たちが「在日」の役を演じるのには、よく知っている俳優陣だけに、感情移入しにくい部分があった。予告で見たときは、在日グループ VS 山本太郎ら日本人グループの抗争かとおもってしまっていた。
ひとりだけ、朝鮮語しか話さない学生がいた。彼は「朝鮮人の誇り」を強調していたが、彼をもっと掘り下げて欲しかった。結構ストーリーのなかの重要なテーマだと思うのに。
で、奥田瑛二。彼は「日本人の良心」の象徴だったはずだが、登場の仕方が間が悪く、さらに意図も判らない存在。燃え盛る屋敷から老人を救うより、「暴挙」ともとれる弾圧を止めるような役どころなら理解できるのに。奥田瑛二自身がその役に戸惑っているような印象をうけた。
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