[コメント] 名もなきアフリカの地で(2001/独)
共有したことば。共有した時間。決して忘れない。[シネスイッチ銀座1/SRD]
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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個人的に一番グッときたのは、一家がアフリカの地を去ることになり、別れの挨拶をする娘・レギーナの「忘れないで」という言葉に、料理人・オウアがかける一言。
「あなたは私に言葉を教えてくれた。決して忘れません」。
ふたりで共有した言葉、時間、それは離れても時が過ぎても消えることなく、心の中にずっと残っているものなのだ。
まあ、たしかに映画全体としてみると弱点もないではない。これはレギーナの話であり、一方で母・イェッテルの話でもあり、また父・ヴァルターの話でもある。その分、焦点が定まっていない印象はあるかもしれない。
それでも、★3ではなく★4にしてしまう何かが、この作品にはあると感じた。単に自分がドイツ映画好き、カロリーヌ・リンク好きだからというわけではないと思う、多分…。
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