[コメント] ファインディング・ニモ(2003/米)
「子供だまし」なんて言うけど、子供はそんなに簡単にだまされない。ところがこの映画を観ている子供たち、両手放しなんだ。そういう僕もね。
まったく、してやられました。こんなに気持ちよくなれる映画、ちょっとない。 わくわくさせるストーリーの中にさりげなく織り込まれた、生きてゆくことの真実。ハンデをもった子を特別視しないことのなんとすがすがしいこと。与えるつもりが、実は与えられていたということに気付く。
この映画を観て思ったこと、映画には嘘があったっていい。大切なのはその嘘が「誰のための嘘なのか」ということ。愛情を持って僕らにむけられたものならば、僕も子供たちでさえ喜んでだまされよう。
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