[コメント] クリスティーナの好きなコト(2002/米)
『ギャング・オブ・ニューヨーク』のような大作に出演しても、全くイメージに関係なくB級テイストの下ネタ満載のギャグ映画に出演するキャメロン・ディアスの姿勢には感心させられる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
今まで遊びの恋しか知らなかった女性が1人の男性に一目惚れし、本当の恋に目覚めるギャク・ラブコメ映画。
『ギャング・オブ・ニューヨーク』のような大作に出演しても、全くイメージに関係なくB級テイストの下ネタ満載のギャグ映画に出演するキャメロン・ディアスの姿勢には感心させられる。
今回のキャストはクリスティーナ・アップルゲイトやトーマス・ジェーンなど普段コメディ映画にあまり出ない俳優を使っているところも見どころ。『クルーエル・インテンションズ』に続くロジャー・カンブル作品に起用のセルマ・ブレアもギャグ演技に磨きがかかっていた。『チャーリーズ・エンジェル』ばりコスプレが楽しめる。
キャメロン・ディアスのコメディ演技は人を笑わせると言うより、おふざけで自分が楽しんでるという印象が濃く、まだ独自のギャグ・センスが感じられない。その点ではセルマ・ブレアの方が見所があるかも知れない。
また、ギャグ中心のドタバタ映画にしすぎたせいか、ストーリーにひねりがなく、恋愛部分も薄っぺらいので、見た後の印象が弱い。
評価としては、出演者がはしゃいで演じている様子を素直に楽しめるかがポイント。何となく出演者やスタッフだけが楽しんでるという学芸会的な雰囲気がしなくもない。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。