『プライベート・ライアン』や『明日に向かって撃て』のパクリ（オマージュと呼ぶのか？）多し。

「子供の始末に大人の手を汚さない」という発想は面白いと思ったけど、様々な必要のない枷をはめた事で、却ってお話に無駄な贅肉を付けた結果となった。

自分の父親に愛されていなかった事を知り（勘違いか？）、ゲームへの参加を決めた「前田愛」の「思い」はどうなったのか？殺し合う大人も子供も、それぞれの人格があるのではないのか？ 一人の人間を、死ぬための「道具」としてしか扱っていないような気にさせられ、嫌な気分。

ラスト、どうやってあの銃弾の雨の中を脱出出来たというのだろうか。説得力皆無。