[コメント] ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003/米=独)
少なからずショックを受けた。一見の価値あり
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
以前こんなドキュメント番組を見た。
兄を殺された弟が加害者(死刑囚)と交流するうちに最初は殺意さえ覚えたその男を許せるようになったという。そこで弟は死刑を取り下げてもらおうとしたのだが時既に遅し、死刑は執行された…
といった内容だったと思う。
死刑制度については考えれば考えるほど、どちらが正しいかわからず結局「どっちでもいいや」と思ってしまう。しかし、いざ自分が被害者の立場になってから唱えるのでは遅いわけで、日頃から考えておく必要があるだろう。これは自分の死生観を問われているようなものかもしれない。
「死の五段階」というのがあるのも初めて知った。
否認→怒り→取り引き→抑うつ→受容、だそうだが、彼女は受容の境地に立ったからこそ己を犠牲する気になったのだろうな。
以下覚え書き。
夢を生きがいにすると決して幸せは得られない。
知性と理想をもって生きるのが充実した人生。
夢が叶うか叶わないかで人生の価値は決まらない。
大切なのは一瞬の誠意。思いやり。知性の輝き。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。