[コメント] セプテンバー(1988/米)
3.8点。余りにベルイマネスクな作り。予想していたよりは見ごたえがあった。
ベルイマンにある宗教なり信仰なりといった作品群を貫くテーマがアレンには無いような気がする。ベルイマンは一貫して同じテーマの映画を撮っているが、アレンはコメディからシリアスドラマ、ミュージカルまでさまざまなジャンル・テーマの映画を撮っているし。別にアレンを乏しているのではなく、彼はそういうマルチな才能を発揮した素晴らしい映画人生を送っていると思う。
ふと思ったのはこの手の室内劇が得意だった、ファスビンダー風にこの作品が撮られてたらどうなったろう?ってこと。こてこてのメロドラマにして、ズームアップを多用して。
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