[コメント] ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019/米)
いつもながら、冗舌なお喋りに長時間付き合わされた感。愉しく一時を過ごしたんだけど、後には何も残らない。この隙のない冗長さみたいなものがお喋りの楽しさ・魅力かな。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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悪い奴らを徹底的にぶちのめす。単純にそれでいいと思うのだが。前作で人種差別主義者。前々作でナチス。今作では、シャロン・テート惨殺事件を起こしたマンソン・ファミリーなるカルト・ヒッピー集団。世の中的に絶対的な悪とされる連中を対象に鉄槌を下す。それにより、より爽快感を増そうというのか、それとも後味の悪さを残そうとしているのか。理知的に考えれば後者だが、直感的に言えば前者だ。おそらく次作当たりでトランプ主義者が対象になるのかもしれない。だが、やってることはトランプ主義者と一緒だ。その逆も成立するが。
個人的には、対象=ヒッピー集団の本作に最も爽快感を覚えました。
映画作りのディテールが描かれるのも、映画好きにはたまらない。
80/100(19/9/1見)
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