[コメント] サンタ・サングレ 聖なる血(1989/伊=メキシコ)
グロテスクな描写には眉をひそめる向きもあるだろうが、最後まで直視すれば、そこには真摯な輝きを放つ人生の真実がある。
意味不明なこと書いてすみません。「血みどろ血まみれの中に、心のダイヤモンドを探し当てている映画」とは、ビデオのパッケージにある中野翠さんの解説だ。うまいこと言うなあ。
遊び心をふんだんに発揮しているので、一見異様な猟奇趣味を描いた映画と見なされがちだけど(実際凄いんだけど)、見据えている方向にはブレのない作品である。そういう意味では、保守的であるとも言えるか。ラストシーンにホッとしたのは確か。
85/100点(00/12/17)
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