１５年くらい前にインドのカルカッタに行った。こんな貧しい場所は無いと感じた。ママンが直ぐに「物乞い屋」だと判った。だって街角に何人も身体障害者の物乞いがいたもん。それが商売だということも知っていた。

インドの下層階級は地獄だと心底感じた。この映画のスラムのイメージは、その時の気持ちにダブる。

とても悲しいことだけど、ゴミクズのように消えて行く人達の夢を表現した映画なんだと思う。