[コメント] ピンポン(2002/日)
「相手が居るゲーム」における至高の瞬間というのは希にだが確かに存在する。それは自分・相手・コンディション全てが揃う至福の時だ。人はそれを「ZONEに入った」と呼ぶ。そんな状態はテニスでしか経験無いが、卓球でも同じなのだろう。
でももし、テニスでこんな映画創られたら…笑っちゃって観てらんないかも。まぁ、でもそれはそんなもんか。自転車乗りの目で観たら『メッセンジャー』なんて観てらんないし、ピアノ弾きの目で観たら、ほとんど全てのピアノシーンは笑止千万だし。卓球やってなかったおかげで楽しめた。
この映画で一番良いのは、メガネっぷりが素晴らしいARATA。これを見た婦女子が「メガネって素敵だわっ」と思い始めてくれることを切に願う。カッコ良いぜメガネッス!
あと、音楽に助けられている感は強い。タイトルのSUPERCARを始めとして、砂原良徳・BOOM BOOM SATELLITESといった日本テクノの現役が目白押し。
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