問題はノーラン先生が次作で何を仕掛けるのか。その前提として今作をとらえるなら色々惜しいのも仕方ない‥とも言い切れないほどの中途半端なリアリティ。でもこれは「スー‥‥」の映画だぞ、と言われればそれまでか。

ラストのゾッドとのバトルが今イチ盛り上がらないのは演出が悪い。だってファオラ＆もう一人との最初のバトルの方がアイデアに満ちていて楽しいもの。その後も一本調子で繰り返されるバトルは場所が変わっているだけのものになっている。映像としては凄いけどね。戦い＝破壊ということを言いたいとしてもくどすぎるんだ。

あのキスのときのロイスの台詞は、今回は記憶をいじらないんだよね？ていうことでラストにつながるのは良かったかな。