『あずみ』の続編｡

今回は前作で生き残ったあずみとながらが暗殺任務の最後の標的である真田昌幸を狙う展開｡

前作はあずみたちの暗殺任務までの前置きと大して必要性のなかった人違いで芸人仲間を殺されたやえとのエピソードの長さでかなり冗長に感じられたが､今回は一つの話に絞ってるので前作よりはスムーズに見れた｡

ただ､安直に仲間の中に裏切り者を作ったり､あずみを守るために自己犠牲のような形で仲間が死んでいくような安っぽい演出は出来ればやめて欲しかった｡展開的にも敵の刺客の親玉､空如は銀閣を殺したことも考えると最後の敵としてあずみに倒させるべきなのに､銀閣との相打ちで死んでしまい､代わりに真田昌幸が最後の敵として登場するので地味な印象を受けた｡

アクションに関しては､前作の取って付けたようなワイヤーアクションとゴチャゴチャした映像ではなくなり､カメラアングルも比較的よくなって見やすくはなった｡