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[コメント] ハリーの災難(1956/米)

ラストに関しては以外というか肩透かしを食らったという感じ。
わっこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







謎満載の死体隠滅をめぐるミステリー映画。

森で死んでいたハリーの死体をめぐってハリーを殺したと思い込んでいる船長や実際に殺したかもしれない婦人、ハリーの妻、事件に巻き込まれた画家の4人がハリーの死体を埋めたり掘り返したりともかくハリーに振り回される姿を描いている。

一見、サスペンス物っぽいが実際は限りなくコメディ映画に近い。この4人が死体を発見しても驚いたりとか動揺したりとかいった行動がなく他の人と感覚がかなりずれているところが怖い。

ラストに関しては以外というか肩透かしを食らったという印象。ただあのオチならなぜハリーはあの死に方だったのかがはっきりしない。特に妻のジェニファーは一応ハリーとは夫婦だったのだからハリーあの死に方陥るかもしれない事ぐらい予想できたのではないかと思う。

後、突然開くドアももう少し映画に生かして欲しかったところ。

役者としてはシャーリー・マクレーンがハリーの妻ジェニファー役を可愛い仕草を加えながら魅力的に演じていた。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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