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[コメント] ブリジット・ジョーンズの日記(2001/米)

女性のための映画、ブスで太くておバカなんだけどブリジットの生き方になんとなく尊敬してしまった。レニー・ゼルウィガーの演技力があるからこそ普段地味目になりがちなコリン・ファースもブリジットの相手役として輝いていた。脇役の人も存在感があるのでこれもレニーの演技力で引っ張っていけた事を証明してる。
わっこ

レニー・ゼルウィガーが一番輝いている作品。ジャンルがコメディだという事を考えるとやや笑いが弱いがストーリーがかなりいい出来なので退屈しない。なによりこの作品でもレニーの演技が素晴らしくキャラになりきっていてブリジット・ジョーンズというキャラに親近感がわいてくる。主役のお相手役みたいな役柄多かったので主役になって印象が弱くなるかどうかが心配だったがそこやはりレニーだけあり弱くなるどころか強くなっていってる。それだけではなく脇役の出演者まで光らせていてレニーは天才女優だと改めて思い知らされる。良かったところは音楽の使い方やヒュー・グラントをプレイ・ボーイ役に持ってきたところ。他にも普段主役を引き立てる側のコリン・ファースがレニー自体が引き立ってたので逆にレニーに引き立てられた事、コリン・ファースの意外な一面が見られて良かった。レニーもストーリーを引っ張っていけたので退屈する事はほとんどない。あるとすれば中間に多少あるぐらいで後はほとんどない。この映画の魅力は音楽の使い方が上手で特にクライマックスでの使い方は素晴らしい。只少しネックなのはコリン・ファースが普段の印象からすればかなり目立ったんだがそれでも主役や他の脇役よりもかなり全体的な印象は低くなってたのでもう少し自分のアピールをして欲しかったところ。総合的にまとめると『ベティ・サイズモア』では生かしきれなかったレニーの演技力をフルに生かしていてレニーの代表作といえるまでになった。今回はレニーのための作品だろう。

(評価:★5)

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