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[コメント] 大脳分裂(1999/カナダ)

ぎぼちわるい。ネガティブのパワーでいっぱい。
セネダ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







※ネタばれあるような無いような

初めに「人間の無意識の邪悪のなんとやら」と断ってるのがずるいね。右脳が暴走しているというよりも、これ作った人間(→カリム・ハッセン)の妄想とか願望のかたまりなんじゃなかろうかと思ってしまう。性器・内臓・血みどろばっかり。

個人的には見る価値無し映画(もう観ちゃったけど)。

[後日追記]個人的には、このての内容はノン・フィクションで絶対あってはならないと思うもの(大半の人がそうだろうけど)。この作品の内容や映画『8mm』で扱った内容とか、実際にアングラでやられているだろうと思うとどうしようもない虚無感に襲われてしまう。

一方で、本作品のような内容で「発散」する人も世の中にはいるんだよな。そういう人には無くてはならないのかもしれない。作り手側と受けて側の双方が、残虐な妄想・想像を映像の中のフィクションに留めておくことを考えれば、「この作品の価値はある」のだろう。

(あらためて上のように考えたのは、この作品があまりにきもち悪いから。「発散する人」にとってはノン・フィクションを好むかもしれないが、そもそもノン・フィクションの作品を作ること、またそれが手に入るような環境があるというのは決して許されないことでし。)

(評価:★1)

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