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[コメント] ブリジット・ジョーンズの日記(2001/米)

私は男だが、ブリジットに感情移入して自虐的にバカ笑いした。
BRAVO30000W!

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







おそらく原作はこの映画よりも面白いのだと思う。未読だから迂闊なことは言えないが、たぶんそうなんだと思う。という前提で、映画(正確に言えばビデオだが)を先に見たのは個人的には正解だった。

何より体重を増やしてまで天然なイギリス女を演じたアメリカ女優(厳密に言えばテキサス女か)レニー・ゼルウィガーの作り上げたキャラクターが素晴らしい。冒頭30分は笑いっぱなしだった。いいよ、いい。究極の笑いは自分の身を削ってまで笑いをとる自虐の笑いなのだよレニー。いや、本人はこういうキャラクターではないんだろうけど、この演技はわかってる人の演技だよ。すごいよ。

結構ベタなネタ(ストレートな歌詞のメジャーナンバーをバックにかけたり、あからさまにドジったり)連発だったんだが、起こりうるハプニングと起こり得ないハプニングのどっちが難しいかって、起こりうるハプニングを如何に大げさすぎず弱すぎず見せる方が遥かに難しい。たぶん笑えなかった人もいるのではなかろうか。それほど難しいのだが、ツボにハマるとこれが大爆笑なのだ。

他の作品でも結構気になる人だったが、この人はいいコメディエンヌになれるかもしれない。

※少し冷静になってから追記。でもやっぱり面白かったなぁ。特に冒頭からオープニングタイトルのところまでは笑いっぱなし。タイトルの出し方も上手かったし。

前半強かったナレーション要素が後半薄れていたか。それが少し残念と言えば残念。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)ゼロゼロUFO[*] mize[*]

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