彼女のこの「押しの弱いキャラ」ってのが女優として良いか悪いかはともかく、この映画では見事にはまっている。どっか抜けてそうで素直そうでお嬢ちゃんっぽい彼女の役自体の「押しの弱さ」と見事に被っててハマッテいるキャスティングだ。けど、上手い人がそれを演じる方がもっと良く見えるのではないか、と。この娘を使わねばいけない理由が「ヘタな演技がイヤミじゃないから」ってのは間違ってるべ。いや、単にオレ的にはイ・ヨンエかシム・ウナで見たいってだけの話だけどさ。彼女だけを戦犯にあげるのも何と無く可哀相（っても、４点なんだけどな）なんで、ヤローにも苦言を。

憧れの先輩…無言になるぐらいかっちょ悪すぎです。

いくら２０年前だって言ってもダサダサ過ぎるってのは、どうかと思わないか？日本なら真田さん辺りがビシっと２０年前のイケテル先輩役をやれるかもしれんけど（年齢の問題はとりあえず）とか思わせといて、と、続きは『時の香り』で。