[コメント] 若者のすべて(1960/仏=伊)
ロッコという存在が具現化されるには、あれだけの美しい青年が絶対に必要だったはず。
18世紀のドイツの小説なんて読んでいると、そこには実にたくさんの美しい青年が登場してきます。美というものがその存在の崇高さとも重なるような純度の高い芸術世界においては、美しい人は絶対に欠かせないのです。ビスコンティの望んだ映画芸術にも、そういう崇高さへの志向があるような気がします。
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