[コメント] ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000/英=独=米=オランダ=デンマーク)
ストーリーのあまりの暗さと手ブレのため鬱になった。もう少し現実シーンにユーモアがあってもいいんじゃない?
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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母性愛というが終盤におけるセルマの息子に対する拒絶の仕方は異常。狂気という言葉が頭に浮かぶ。障害を持ち社会とうまく折り合いをつけられず生き方下手な彼女は、音がつくりだす空想の世界にしか自分を見つけられなかったのだろう。 その彼女の世界では、あの愛し方が最上のものであり、息子もそれを理解していると自己完結してしまったのだろう。 約束を破ることは罪であり、恋人を持ち幸せになることも許されない。こうして彼女は、現実の自分の状況が酷くなるにつれ、よりいっそう現実逃避しあの終盤にいたったのだ。 誰も彼女を救えなどしないのだ。救う必要などない。彼女は、自分の住むべき世界に旅立ったのだから。二度と・・・見たくない。 話し変わって、トリアーさんキングダム最終章はやく撮ってください。
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