ローレン・ホリー、この作品で軌道に乗ると思ったら飛行機同様、普通に降下したな…。スタイルはスレンダーだけど、どこか意地悪そうなのが人気を得られなかったのか？。窮地に追い詰められても「奇麗に撮ってよ！」光線を放つのがハリウッド女優に多い中、ホリーは、本気で後半、汚かったので，その健闘は称えたい。自分なんかは航空情報に疎いのでベン・クロス（懐かし〜）の指示の元、必死に操縦するホリーのシーンがリアルに思え緊張したけどパイロットや航空関係者が見たら嘘くさいんだろうなぁ、きっと。…。ホテルの天井を削ったり車輪に車を引っ掛けるのは、やり過ぎだし（あの時点で機体にもっと影響でまくりのはず）、空軍の飛行機が車だけ撃ち落とすシーンなんて漫画の世界！。でも、非情な警察の飛行機ごと撃ち落とす指令などはリアルだし、アメリカってそういう国だと実感（日本なら絶対にそういう指令は出さなそう）。個人的にはその時点でホリーが憤慨して飛行場に飛行機ごと突っ込んで大炎上して終わる大怨恨ストーリーなら面白いと思ったが、クリスマスムービーらしくハッピーエンド。まぁそれは良いにしてもラストで非情な指令をくだした警察（空軍？）の上官をホリーに思いきりぶん殴らせて痛快なラストにして欲しかった。