こりゃ無いべ。どこをどう探しても見せ場も面白い部分も皆無。これだけ外せる監督って何者？？。村上淳らの寒すぎるギャグ（なのか？）も怒りに触れるレベルのつまらなさだし、忍者である彼らの言動にスリリングさも緊迫感もゼロ。キャラクターの書分けもドラマでは秀逸だったが、本作では安藤政信と村上が曖昧。麻生も華を添えてはいるが必然がゼロ。さらに凄いのが勢いでキャスティングされたっぽい舞の海らの活躍の無さ。悪役陣内との闘いのシーンのあっさりさにも拍子抜け。監督のお友達布袋、藤井フミヤらは究極の棒読みだし・・出てる意味も無いけど。もう映画を趣味で撮るなよ。邦画界自体の低レベル化に一気に拍車をかけた憎むべき作品。こうゆう監督としての構成力も筆力も無い資質ゼロの監督の作品をOKだしちゃう配給会社も恐れ入るが、これ観て映画をインプットさせられちゃう子供たちも不安。意外だったのはお姫様役の奥菜恵が一応きっちり締めていて、らしさは一番出てる。￥100デーにビデオで充分。