[コメント] メラニーは行く!(2002/米)
彼女の魅力であるはずのものが魅力的に思えないのは・・・。「人」を無視した映画。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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メラニーを見ていて、どこか目を背けたくなるような。何故か考えてみると、どこか私に似ている・・・。恋愛に関していえば。
私もどちらかと言えば感情的だし、自分の思いは即実行するほう。その上、いろんなことを受けて気持ちが頻繁にグラグラ動くので、そのことで周囲の男性方には随分迷惑をおかけしていると思います・・・。
私自身はそのことは悪いとは思っていない。社会的に必要な場面ならまだしも恋愛において自分の気持ちを偽ることは必要ない、というか、してはならないと思うから。世の中そういう方多いのではないかしら?
ただ、私の気持ちが動くのは相手の考えに触れてどうしてもそれが自分が受け入れられないものだったとか、話をしていてもっと魅力的な人と出会ったときとか。 また、自分の気持ちを通すことで傷つける人のことを勿論考えるし、そのことで心を痛める。
でも、メラニーは違う。自分が思ったとおり行動することに何の迷いも無いし相手に対して申し訳ないという気持ちも感じられない。恋に落ちる相手にしたってどういう基準で恋に落ちてるのかさっぱり。相手の人間性を見てるとは到底思えない。
「自由奔放」で魅力的な女性を描きたかったのかもしれないが、他の人間の心を無視した自分本位のメラニーでは役不足だったのではないだろうか。
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