[コメント] ソフィーの選択(1982/米)
展望立たぬ2人の『突然炎のごとく』ごっこを延々見せる前半が冗長なのだが、それはリセット不能の業苦体験がもたらしたと明かされる後半のアウシュビッツの壮絶。価値観が転倒する力技だが、それでも現在形の心奥の地獄も垣間見せねば為にする感が拭えない。
(けにろん)
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