[コメント] テイク・ディス・ワルツ(2011/カナダ)
夫婦の微妙なすれ違い感は十全に描写され揺れる主人公への共感性は感じられる一方で、文字通り剝き身のリアリズムで悪意の現実を垣間見せるプール脱衣場。メリゴーのトランスが契機なのも痛々しい。ただ、同性嫌悪とも言える終盤の展開は流石に退いた。
(けにろん)
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