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[コメント] テイキング・ライブス(2004/米)

これだけの役者を揃えながらこの出来は無いだろう。みんな台本読んでるのでせうか。
ざいあす

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







メンツだけ見るとクセ者揃いで豪華だが、ジャン・ユーグ・アングラードとチェッキー・カリョは見せ場なし。一人は死んじゃうし、その弔いパッションも活かされぬまま。

犯人はすぐに察しがつく上にドンデン返しもバレバレ。まったくスリルがない。演技的には前半はアンジェリーナ・ジョリー、後半はイーサン・ホークが見せ場だが、とにかくストーリーがダメダメなので困ってしまう。犯人の精神的なバックボーンが上っ面だけの説明なので無味乾燥なサイコ野郎のまま。ジョリーはラブシーンでムダ脱ぎ、いらんオッパイ露出。後半は受身なままで知的プロファイラーのキャラ台無し。オリビエ・マルティネスが短髪不精ヒゲのワイルドデカで心境地。ちょっと良かったんだけどね。ジーナ・ローランズまでひっぱり出してたけど、これも普通の役。

あとキーファーね。この人いたね。この扱いは可哀想でしたよ。「フォーン・ブース」でも困ったけどね。「24〜twenty four」のオーラの欠片もなし。

(評価:★2)

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