[コメント] ライフ・イズ・ビューティフル(1997/伊)
ナチの収容所ネタは別にして、結局はこのおおらか(おおざっぱ)なセンスに共感できるかどうかが評価の分かれ目になるのだろう。僕はダメだった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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イタリアの艶笑モノと共通するセンスを感じた。良くいえば「おおらか」なのだが、あまりにベタで感情移入できなかった。作品の良し悪しというより感性の問題だろう。
だが、やはりナチス・ドイツの虐殺をこういう風に使われるのは納得できない。子供に嘘をつき通すのも不快。戦車に乗って喜ぶ子供の笑顔に嫌気が指した。
父親の末路も帳尻合わせのようで嫌い。ここまでおおざっぱなら、他のユダヤ人たちに目もくれず。自分の家族だけが助かって万々歳で終わった方がすっきりする。
いきなり良い息子のまま現れて、親子の絆を築いていくシーンが無かったのも消化不良。といいつつ3点なのは、ガサツでもポジティブなパワーに押し切られたからでしょうか?自分も年とっておおざっぱになってきたからでしょうか?
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