軽い。金はかかっているが「世にも奇妙な物語」の１エピソードを見ているようだ。 題材はイマドキだし、ドンデン返しもあって楽しめる娯楽作品かもしれないが、それ以上でもそれ以下でもない。 結局、一番良かったのは、オープニングのタイトルバック。 ジュード・ロウがもったいないよ。

僕が期待した、クローネンバーグ独特の「寒々しい」空気感が希薄。ハワード・ショアの音楽も空回りしている。 「造形物」のデザインだけは相変わらずキテるね。 でも「ヌチャ・ピチャ」のＳＥは食傷ぎみ。 商売優先ですかね。