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[コメント] 理由(2004/日)

怒濤のオールスターキャスト映画、面白かった。
死ぬまでシネマ

以前にテレビで放送された別バージョン(短縮バージョン?)を視た時には、面白かった気もしたけど何だかパッとしなかった(まぁテレビ放映で視る映画なんてそんなものだが)。今回「あぁこんな作品だったのか」とその斬新さに今更乍ら驚いた。

<超一流役者>だけを集めて競わせる<オールスター映画>ではない。寧ろ老若男女のチョットいい役者ばかり揃えるというか100人以上押し詰めて一気に吐き出すという、観客として居るだけで楽しくなる贅沢な映画と思う。

ところがシネスケでの評価を読むと、成る程、映画として<求められているもの>よりTVのワイドショーの延長のようなものなのか、とも少し興が醒めた。… するとテレビで視て面白くなかった理由も、別の論理で説明出来てしまった。テレビ放映で視てしまったら斬新さのキモが失くなるという訳だ。普段テレビに興味がない(視る習慣がない)ひと、特に海外の観客などにはきっと受けなかっただろうな〜などとも想像される。

しかし、たまにはこういう映画が面白くてもいい。役者も楽しそうではないか。若い女優さんたちの頑張りが印象深いが、男の子も中年も、江戸っ子永 六輔立川談志もなかなか佳かったじゃないか。

[結論] 東京を転々と生きてきたわたくしにはこの映画は☆4点。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ぽんしゅう[*]

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