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[コメント] レディ・プレイヤー1(2018/米)

これからはVRが映画界を飲み込む事になるのだろう。スピルバーグは今迄夢の世界を銀幕で魅せてくれた。この映画は近い将来に来る世界に、自分からも何かを言わなければ、というコトなのだろう。☆3.6点。
死ぬまでシネマ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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粗筋は殆どゼロで、キャラ造形も子供が考えた様に深みが無い。これはスピルバーグが嘗ての夢想少年のモードでくりえーたーしてみたからなのか、ゲーム業界への批評なのか、卑下なのか。

アバターの奥に居る人間の正体は、最も警戒すべき危険であるにも関わらず、ヒロインにはサンの刺青のような痣をつけてみただけ。観客が疑念を持ちそうな部分をその都度スルリを躱して「そういう映画じゃないから」と進めて行く。ラストの週休2日は、「夢の世界」を引き継いだ後継者は何をするのか、という問いに老人であるスピが回答例を示しただけだが、「後継者」はまずそうはしないだろう。その辺になげやり感が見られる。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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