勿論、素材をブチ壊すドキュメンタリーも多いが。別の切り口も幾らでもある位、濃厚な日々だった。…

奇跡、奇跡、これに尽きる。勿論実力者が集ったドリームチームではあったが相手も手強く、正直最高峰の闘いだった。準決勝も決勝も、どっちが勝ってもおかしく無かった。

スポーツに於ける最高峰の試合では、時々こういう<奇跡>が起きる。近年男子サッカーでも何試合かあったが、記憶に残っているのは、なでしこジャパン(女子サッカー)の世界杯優勝だろう。余りの奇跡に脱力したのを覚えている。その後、周囲には連覇を当然の様に期待する者が居たが「お前あの<奇跡>を本当に見てたのか」と言いたくなった。最高峰の闘いは、本当に熾烈で紙一重だ。今年はまた女子世界杯が行われるが、健闘を期待したい。

高校野球では屡々ドラマチックな展開に出くわすが、初めて<奇跡>に脱力したのはいつだっただろうか。… バレーボールでの対ソ連戦かと思うが、調べても大会が沢山あってどれだか判らんかった(1964年東京五輪では無いです)。果てしないサーブ権争いの後の勝利に、嘘だろ！と思った記憶がある。